NHKの片山千恵子アナウンサー(31)が結婚したことが27日、分かった。関係者によると、相手は大学の先輩で2歳年上の一般企業に勤める会社員。学生時代から友人付き合いをしていたが、昨年秋頃から真剣交際に発展したという。先月末、神奈川県内の市役所に婚姻届を提出した。挙式・披露宴は今秋行う予定。妊娠はしておらず、仕事は続ける。

 片山アナは情報番組「サキどり↑」(日曜午前8時25分)のナビゲーターを務め、明るく、元気なキャラクターで視聴者の高い評価を得ている。上智大時代には04年度の「ミスソフィア」に選出されたほど容姿端麗。爽やかな笑顔とかわいらしさから、男性だけでなく女性ファンも多い。

 慶大創始者・福沢諭吉の子孫であると明かしたこともある。関係者によると、福沢諭吉は母方の先祖という。父も名古屋西川流日本舞踊の流れをくむ「西川流鯉水会」を継承した日本舞踊家。片山アナも父の影響で2歳から日本舞踊を学んでいる。「サキどり↑」の番組内でも得意な日本舞踊の腕前を披露したことも。幼い頃から日本の古典芸能に親しんできたことからEテレ「古典芸能への招待」の司会も担当している。

 NHKのホームページによると日本舞踊だけでなく、趣味の1つに創作料理をあげている。関係者の話では、得意の手料理と持ち前の明るい性格で温かい家庭を築くに違いないと話した。

 ◆片山千恵子(かたやま・ちえこ)1984年(昭59)7月24日、神奈川県生まれ。上智大外国語学部卒業後、08年にNHK入局。金沢放送局をへて12年に東京勤務に。担当番組は「サキどり↑」「古典芸能への招待」。日本舞踊の師範で、趣味は長唄と歌舞伎やミュージカルなどの舞台鑑賞。好きな食べ物はすしと麺類。