元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤(37)が7日、アンタッチャブル柴田英嗣(40)の元妻Aさんとのダブル不倫が発覚した件で、都内で会見した。この日発売の「週刊女性」が報じた不倫や、離婚後にAさんが加藤の子供を妊娠し、今月出産予定ということを認め、柴田やその子供、自分の妻子、ファンに謝罪した。

 加藤の会見はレコーディングを行った都内のスタジオ駐車場で行われた。加藤の「直接説明したい」という希望で開かれた。ステージなどで見せる持ち前の明るさと笑顔はなく、約100人の報道陣を前に神妙な表情で切り出した。「記事に書かれていることは全て事実です」と認めた上で「こんな自分をそれでも支えてくれている妻と家族、そして柴田さん。本当につらい思いをさせてしまいました」と頭を下げた。ファンにも謝罪を繰り返した。

 後輩が主催した飲み会でAさんと知り合ったのは14年末。連絡先を交換し、ほどなく付き合いが始まった。「女性として魅力を感じたのは事実。本当に軽率な行動だったと反省しております」と唇をかみしめた。

 一方で当時、Aさんが既婚者だったこと、付き合う中でAさんが離婚していたことは「存じませんでした」という。だが「僕のほうから声を掛けさせていただいたので、責任の多くは僕にある」と強調した。昨年5月に柴田とAさんは離婚し、9月にAさんが妊娠した。今月出産予定だが、既に認知しており、養育費の話し合いも進めている。

 柴田とは何度か酒を酌み交わした友人だった。Aさんとの話し合いの場に柴田も同席し、そこで初めて柴田とAさんの間に生まれた子供が2人いることなどを知った。当時の心境を聞かれると数秒間、沈黙した。「だんなさまと子供に本当に申し訳ないことをしたと反省しました」。柴田とも話し合いを重ねており「誠心誠意、謝罪をさせていただきました」。

 妻にAさんの妊娠を告げたのは昨年11月。「最初はショックを受けて困惑していました」。加藤はAさんと将来的な結婚の約束をしていたわけではなく、妻と離婚するつもりもなかった。この日夜、公式サイトにも「正直、離婚を切り出されたこともありました。都合のよい話だと分かっていても自分は離婚をしたくなかったです」とつづった。何度も話し合った結果、加藤と妻は今後も支え合い、夫婦として生活していくことを決めたようだ。会見を開いたこの日も妻に「(会見で)しっかり謝って」と送り出された。加藤は「一生をかけて償っていこうと思っています」と話した。