作家の乙武洋匡氏(40)が離婚を発表したことを受け、作家で高野山真言宗僧侶の家田荘子氏(58)は、不倫された妻側の気持ちを代弁した。

 家田氏は15日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。乙武氏が妻の仁美さんとの離婚したことについて、「クリスマスに旅行に行っちゃったりとか、あれはやっぱり『忘れろ』って言っても妻にとっては忘れられない出来事じゃないかな」と、今年3月に報じられた乙武氏の不倫は、仁美さんの心に傷を残しただろうと推察。「節目はやっぱり、家族がいる方は普通は家族とクリスマスやお正月を過ごすじゃないですか。それを仕事とか言ってほかの女性と過ごす。これはずっと悪い思い出で残っちゃう」と語った。

 一方で俳優の坂上忍は、「やっぱり夫婦といえど、旦那さんのお世話も相当大変だったと思う。だから何かをきっかけにして糸がプツッと切れてしまうというのはあることだなと」と、仁美さんの介護疲れが離婚の決め手になったのではと推測。お笑い芸人横澤夏子の「これが普通の出来事。不倫したら離婚」との意見に対しては、「こちらのご夫婦の場合は普通ということではないから、そこは奥さんの思いとしても、単純に不倫されたからということでは……きっかけとしてはあるんでしょうけど、それだけではないと思う」と反論した。