<第6週>笑顔をもう一度(11月7日(月)~11月12日(土))

 君枝(土村芳)は夫・昭一(平岡祐太)に働いていたことを知られてしまう。体調も崩し結局店を辞めてしまうことになる。一方、すみれ(芳根京子)は突然店を辞めた良子(百田夏菜子)のことも気にかけていた。良子の夫・勝二(田中要次)に会い、夫婦の思い出の品を取り戻すよう提案。すみれの気持ちに動かされた勝二は、再び良子と向き合う。そんなある日、すみれのもとを戦地から帰らず行方不明となっていた夫・紀夫(永山絢斗)の両親が訪れる。

<第7週>未来(11月14日(月)~11月19日(土))

 すみれ(芳根京子)の元を紀夫(永山絢斗)の両親が訪れ、「息子は戦死したかもしれない、どうかもう待たないでくれ」と懇願する。麻田(市村正親)は、商店街の空き店舗に、ベビーショップを移転したらどうかと提案する。栄輔(松下優也)はすみれに思いを告げようとすると…。新しい店は、すみれたち4人の名前から一文字ずつとり「キアリス」と名付けられた。

<第8週>止まったままの時計(11月21日(月)~11月26日(土))

 紀夫(永山絢斗)がようやく帰還した。オープンした「キアリス」は、初日から大盛況。紀夫は再び坂東営業部で働くことになるが、すみれ(芳根京子)にお店を辞めるように言う。困惑するすみれに栄輔(松下優也)は、紀夫にきちんと「自分にとっての店は何なのか」伝えるべきだと助言する。

<第9週>チャンス到来!(11月28日(月)~12月3日(土))

 終戦から3年、ベビーブームの影響でキアリスは順調に客足を伸ばしていた。すみれ(芳根京子)は大急百貨店への出品を決めるが、量産のために工程を省略するようにと言われる。我慢ができなくなったすみれは、これまでの話はすべてなかったことにしてほしいと声をあげる。

<第10週>商いの聖地へ(12月5日(月)~12月10日(土))

 大急百貨店へのキアリスの出店を断ったすみれ(芳根京子)は、試しに10日間だけ大急百貨店で委託販売をすることを受け入れる。店は次第に繁盛していく。大きな成功をおさめたすみれたちに、社長の大島はさらに驚くべき提案をする。一方、紀夫(永山絢斗)は洋裁教室の説明会を担当することになった。ある日、司会を任された紀夫は、緊張のあまり客を前にして突如倒れてしまう。