<第16週>届かぬ心(1月16日(月)~1月21日(土))

 すみれ(芳根京子)は、さくら(井頭愛海)が幼なじみの健太郎(古川雄輝)、龍一(森永悠希)と3人でナイトクラブに行っていたと知り、激しく怒る。親の心配をよそにさくらは大人の世界へ進んでゆく。再び、帰りが遅いさくらを心配したすみれも、ナイトクラブを訪れるが、そこで偶然居合わせた栄輔(松下優也)と10年ぶりに再会する。驚きと混乱の中で、さくらを強引に家に連れて帰ろうとするすみれ。しかし、さくらはそんなすみれに反発する。言うことを聞かないさくらにいらだったすみれは思わず手をあげてしまう。翌朝、和解しようとすみれがさくらの部屋に入ると、ベッドはもぬけの殻だった。

<第17週>明日への旅(1月23日(月)~1月28日(土))

 すみれ(芳根京子)は、任されていた大急百貨店の展示のテーマを「女の一生」に決める。潔(高良健吾)は紀夫(永山絢斗)から、昔一緒に働いていた岩佐栄輔(松下優也)が神戸に戻ってきたという情報を得る。若者向けの女性ファッションに進出しようと事業を進めていた潔は、洋服店「エイス」を経営している栄輔も同じ分野に進出しようとしていることを知り、ふたりは対決必至な状況に…。そしてすみれは、家出中のさくら(井頭愛海)に会いに行く。

<第18週>守るべきもの(1月30日(月)~2月4日(土))

 すみれ(芳根京子)は、キアリスが作る赤ちゃん用の肌着の素材となるメリヤスを卸してくれるよう「エイス」を率いる栄輔(松下優也)に頼むが、冷たく断られてしまう。一方、すみれの娘・さくら(井頭愛海)は家出を続けていた。ある日、ジャズ喫茶「ヨーソロー」で働いていた五月(久保田紗友)が、何も言わずに姿を消してしまう。恋人の二郎(林遣都)は五月を探すがみつからない。五月の代わりに「ヨーソロー」で働くようになったさくらは、二郎に思いを募らせていく。そんな時、すみれは行方知れずとなっていた五月をみつけ、彼女が妊娠していることを知ってしまう。

<19週>希望(2月6日(月)~2月11日(土))

 すみれ(芳根京子)は無断で東京に行こうとしていた娘のさくら(井頭愛海)をジャズ喫茶「ヨーソロー」でみつける。ドラム奏者としてプロを目指していた二郎(林遣都)は東京のスカウトから誘いを受けていたが、すみれに促されたさくらから、恋人の五月(久保田紗友)が妊娠していることを伝えられる。そんな中、父・五十八(生瀬勝久)が倒れる。目を覚ました五十八は、すみれらに思いを伝える。五十八の思いを知ったさくらは、「キアリス」でアルバイトを始める。