<第11週>やるべきこと(12月12日(月)~12月17日(土))

 すみれ(芳根京子)たちは、キアリスの支店を正式に大急百貨店に出すことを決める。すみれは仕事に加え、家事や育児も全て自分がこなしていくことを決意する。ある晩、紀夫が家に帰ると、部屋は暗く誰もいない。心配した紀夫は探しにいくが、すみれの姿はみつからない。仕事のトラブルで朝帰りとなったすみれに、激しく感情をぶつけてしまう。仕事と家事の両立に悩むすみれは、過労で倒れたことをきっかけに、ある決意を固める。

<第12週>やさしい贈りもの(12月19日(月)~12月24日(土))

 キアリスを辞めると決めたすみれ(芳根京子)は、着々と仕事の引き継ぎを進めていく。クリスマスの日、すみれはさくらと共にキアリスのクリスマスパーティーに参加する。すみれのキアリスへの思いを痛いほど感じ続けていた紀夫は、すみれと集まった人々の前で重大な決断を宣言し、皆を驚かせる。

<第13週>いつものように(12月26日(月)~12月28日(水))

 すみれ(芳根京子)たちは、大急の社長・大島(伊武雅刀)からの提案を受け、将来を見据えてキアリスを株式会社にすることを決める。経理として正式にキアリスに入った紀夫(永山絢斗)は、キアリスの雰囲気を変えようと意気込む。すみれは、キアリスを子供のものなら何でもそろう総合店にしようとひらめく。

<第14週>新春、想いあらたに(1月4日(水)~1月7日(土))

 紀夫(永山絢斗)や娘のさくらと一緒に近江の坂東家でお正月を過ごすすみれ(芳根京子)。おめでたい元日になるはずが、すみれの父・五十八(生瀬勝久)と義兄・潔(高良健吾)は、会社の経営方針で意見が合わず討論になるなど、重々しい空気もあった。

 一方すみれたちは、新年早々からキアリスを子供用品の総合店にするための準備を進めていく。

<第15週>さくら(1月9日(月)~1月14日(土))

 子供服店・キアリスでは、急激に売り上げが落ちるという事態が起きていた。原因はわからないままだったが、ある日キアリスの商品の偽物が出回っているという情報が入り、真偽を探ろうとすみれ(芳根京子)たちはその店に乗り込んでいく。

 そして時代は進み、昭和34年。キアリスは10周年を迎え、全国的に知れ渡る企業に成長。すみれの娘・さくら(井頭愛海)と君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は15歳になっていた。さくらはプロを目指すドラマーの河合二郎(林遣都)に恋心を抱き、演奏する姿を見ようとナイトクラブを訪れる。