R-1王者の中山功太(36)が、最高月収600万円以上だった絶頂期から、直近の月収は1万円にまで落ちぶれてしまった転落人生を明かした。

 中山は13日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演した。「R-1ぐらんぷり」決勝に2年連続で進出し、09年には見事優勝。当時の月収は600万円以上となり、大阪で持っていたレギュラー番組を捨てて東京へ進出したが、自身でも予想外の転落人生が待ち受けていた。

 R-1王者となったが「僕もまさかそれで大ブレークできるなんて思ってもなかった」という中山。「ただ、ご飯が食べられなくなるとか、そこまで追い詰められるとは思ってなかった」という。

 東京で活躍できなかった原因を「実力不足」と分析。それまでの活動は舞台が中心だったことや、大阪と東京のテレビ番組では求められるものが違っていたことから、「どういうふうに振る舞ったらいいかわからなくて」悩んだという。

 すぐに仕事はなくなり、東京進出のため勇んで借りた家賃20万円のマンションもわずか9カ月で引き払うことに。また、吉本興業には専属の劇場があるが、「今すごいシビアでして、ちゃんとお客さんを呼べる人しか出させてもらえないんですよ」と劇場出番もほとんどないのだという。直近3カ月の月収は「9万」「2万」「1万」だと明かした。