EXILEのボーカル、ATSUSHI(37)が10日、埼玉・越谷イオンレイクタウンで行われた歌手JAY’ED(ジェイド)の新アルバム「Here I Stand」(21日発売)の発売記念イベントにゲスト出演し、昨年9月のソロツアー以来、約9カ月ぶりに公の場に姿を見せた。

 ATSUSHIは同ツアー後に米国での留学生活を始めていたが、サウンドプロデューサーを務める同アルバムの製作などで今月上旬に一時帰国していた。ジェイドとは10年来の友人で、ATSUSHIの地元越谷でイベント行うことから、急きょ出演が決まったという。

 ジェイドに「越谷が生んだスーパーシンガーです」と紹介されてステージに姿を見せ「皆さん、こんにちは。地元に戻って参りました」とあいさつすると、約4000人の観客からは大歓声が巻き起こった。金髪に黒いハット、トレードマークのサングラス姿で登場し「人前に現れるのは、去年の9月以来なんですよ。久々すぎて恥ずかしいです」と照れた。

 米国では筋力トレーニングにも取り組み、体重が10キロ増えた。「プロテインを食べてます。太ってはないんですよ。体調もよくなりました。一時期、不安定な時期もあったんですが、安定してきました」。

 イベントには、ATSUSHIの母親や妹ら親族も駆けつけてその姿を見守った。アルバム収録曲「ずっと一緒feat.Duran」をジェイドとデュエットして、20歳まで過ごしたという越谷に美声を響かせた。最後は「これからもソロシンガーとして、そしてEXILEとして、2018年に復活していくので、よろしくお願いします」と話してステージを去った。