俳優向井理(35)が13日、都内で、映画「いつまた、君と ~何日君再来~」(深川栄洋監督、24日公開)に関連した「家族へのラブレターコンテスト表彰式」に出席した。

 向井が祖母の手記を原作に映画化を企画した同作には、夫婦、家族で送り合った手紙が登場する。

 最優秀賞には、十数年後の妻に向けた夫からの手紙が選ばれた。選考も行った向井は、介護をお願いし、へそくりの場所も明かしたユーモアに満ちた内容の手紙を読み上げ、「語りかけるように書かれていて、思い合っている夫婦が頭の中で動きだして、すてきだなと思いました。正直、へそくりのことを、ここで公開してしまうのはどうかと思いましたが…すみません」と苦笑いした。

 手紙を書くことがあるかと聞かれ、向井は7年前に島根県安来市でのNHK「鶴瓶の家族に乾杯」のロケで出会った家族を紹介、「知り合いになった農家の方が、今でも春はたけのこ、梨を送ってくれるんです。その方とは文通してます」と明かした。