元AKB48の女優川栄李奈(22)が7日、都内で行われた学生向け就活準備イベント「CAMP SUMMIT 2017」に特別講師として出席した。

 パーソルキャリア株式会社の佐藤裕氏から質問を受ける形で、トークを展開。AKB48時代は「おバカ」キャラで人気を博したが、女優転身にあたってキャラからの脱却も試みたという。「キャラクターを消すために、あまりしゃべらないようにして、おとなしい雰囲気に見せるようにしています。バカがばれないように…」と明かし、笑いを誘った。

 15年にAKB48を卒業して以降、16年のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」をはじめ多くのドラマや映画に出演。今月からはauのCMにも出演するなど、女優として活躍中だ。女優として成功するために常に心がけていることを聞かれ、「すごく低姿勢でいることです。あいさつや礼儀が一番だと思っています。いくらお芝居がうまくても、かわいくても、礼儀とかがなってないとダメだと思う。人間としてできることをしなければいけないと思います」と答ていた。

 イベントのラストには、学生たちに向けて、「皆さんも、好きなこと、やりたいこと見つけて、それをそのまま仕事にするのは難しいかもしれないけど、何かそれに近いことを探してみたらいいんじゃないかと思います」とエールを送り、拍手を浴びていた。