綾瀬はるか(32)が街の悪人を次々に成敗していく主婦という異色のヒロインに挑戦することが13日、分かった。10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(水曜午後10時)に主演する。連続ドラマで主婦を演じるのは初めて。本格的なアクションも披露する。

 綾瀬が演じる主人公伊佐山菜美(いさやま・なみ)は、閑静な高級住宅街の一軒家で暮らすセレブ主婦。料理や掃除など家事全般が苦手だが、料理教室で主婦たちと「夜の悩み」を話す一面もあり、ごく普通の女性だ。憧れだった穏やかで幸せな家庭を手に入れたが平凡すぎる毎日に、物足りなさも感じていた。実は菜美には、もう1つの顔があった。夫に打ち明けることができない「特殊な過去」があり、正義感が強く、怒らせたら危険な性格。周りの主婦たちに巻き起こるトラブルを解決するため、街の悪人たちを次々に成敗していく。綾瀬は「ちょっと笑えて、かっこよくて、スカッとする。見て元気になるドラマになると思います」と話す。