女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の30日放送の128話の平均視聴率が21・9%、129話が21・2%だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は9日放送第110話の23・7%。29日放送予定だった128話は、北朝鮮ミサイル報道で放送休止となり、30日に2話分が放送された。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、時子(佐久間由衣)が応募できなかったはずの「ツイッギーそっくりさんコンテスト」だったが、なぜか書類審査通過のハガキが時子の元に届く。意味がわからない時子。実は母の君子(羽田美智子)が勝手に応募していたのだった。ピンときた時子は実家に電話をかけ、母親のおせっかいに感謝する。そして時子は三男(泉沢祐希)の元を訪れ、さおり(伊藤沙莉)と言い争いになるものの、三男にこれまでの感謝とコンテストに臨む決意を告げる、という内容だった。