タレントの坂口杏里(26)が29日、芸能界引退を発表した。

 坂口はインスタグラムを更新し、「実は、私ANRI芸能界引退しました。色々ありましたが普通の女の子に戻りたくて決めた答えです」と報告。「15.16歳から26歳まで芸能界にいて、もうやりきりました。未練はありません。私の青春は、全部芸能界でした。うれしいことも楽しかったこと、沢山泣いたこと、辛かったことも」と思いをつづった。

 坂口は昨年10月、「ANRI」の芸名でセクシー女優に転身。出演作がヒットするなど活躍していたが、今年4月には知人のホストに携帯電話から「ホテルで撮影した写真をばらまく」とのメッセージを送り、現金3万円を脅し取ろうとした疑いで警視庁に逮捕された。6月に不起訴処分となり、その後は東京・六本木のラウンジに勤務していることをSNSで明かしていた。

 引退後について坂口は「今は、キャバ嬢として頑張ってやっていきたいです。そのうちすてきな人があらわれて、結婚もしたいと思ってます」とし、「これからは普通の女の子としてやっていくので、そっと見守って、頑張らせてください。よろしくお願いします」と呼びかけた。