平昌冬季五輪の公式サイト上の世界地図から日本が抜けていた問題について、松本人志(54)が「日本側から指摘する必要はなかった」と私見を述べた。

 2018に行われる韓国・平昌冬季五輪の公式サイトに描かれた世界地図に、日本列島が記載されていなかったという問題が起こった。これについて菅義偉官房長官が「極めて不適切」と抗議し是正を求めると、すぐに大会組織委員会は世界地図を修正。組織委員会は「業者の単純ミスで抜けたようだ。こちらからは申し訳ない言うしかない」と謝罪している。

 1日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」でこの話題を取り上げると、南海キャンディーズの山里亮太(40)は「単純ミス」という見解に対し「1個ずつ国を手作業で描いてるなら『忘れちゃった』もあり得るかもしれませんが、そんなわけないですもんね」と笑った。一方で、犬塚浩弁護士は「韓国も上層部がチェックしているはず。これを描かないというのは知的レベルを問われるくらいのことなので、あまり意図的なものではないのかな」との見方を示した。

 はるかぜちゃんことタレントの春名風花(16)が「意図的にしろそうでないにしろ、日本としては感情的に怒ってしまったらその時点でこちらの負けになってしまう。どんなケンカでも、やられた側はニコニコ笑って受け流したほうが相手のダメージになると思う」とコメントすると、松本も「俺もそう思う」と同調。「もう放っといたらいい。今回のこともこちらから言わず、そのまま五輪開幕を迎えて、誰かに指摘されたら『マシソヨ~』、逆においしい~と言っておけば良かった。日本から言う必要なかったと思いました」と持論を語った。