乃木坂46高山一実(23)が1日、都内で行われた著書「お金がずっと増え続ける 投資のメソッド」の出版記念お渡し会&セミナーに出席した。セミナー前に取材陣の取材に応じた。

 同書では、マネーパートナーズの奥村泰全氏から投資のイロハを学び、200万円から金(きん)の投資にチャレンジ。投資の性質や、お金の増やし方を学ぶ内容だ。

 実際に1年間の投資で利益を出したという高山は、「投資はギャンブルみたいなものだと思っていたんですけど、全然違いました。毎日やるのが大事ですね」と驚いていた。

 さらに「今回、投資でお金を確実に増やせると学んだので、何年か後、父と母に、私を育てるのに使ったお金を返してあげられる見込みがたちました」と明かした。

 昨年夏の神宮球場コンサートのリハーサル中も投資の取引をしていたという。「金の相場の変動があったので、自分の出番がない曲のリハーサルの時に、裏で(スマートフォンで)取引していました」と笑った。メンバーたちから「何やってんの?」と聞かれ「今、投資してる」と答えると、「頑張って」と言われたという。

 乃木坂46の中でも倹約家で知られており、この日は取材陣から現在の貯金額を聞かれる場面もあった。これには最初、「いや~、そんな大した額じゃないですよ」と恐縮したが、「同世代の20代の女の子たちよりは…5倍くらいですかね」と告白し、取材陣や関係者を驚かせた。

 セミナーでは、この1年での投資の増減をグラフで披露した。奥山氏とともにファンからの質問にも答えた。「皆さんには幸せになってもらいたいので、この本はおすすめです。これが心からの叫びです。ありがとうございました」と笑顔で話した。

 セミナー開催前後、会場では、本のタイトルにちなんで乃木坂46の「吐息のメソッド」が流された。