女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の4日放送第3話の平均視聴率が22・3%だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は20・8%、第2話は21・3%だった。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」(16年解散)のメンバーだった。

 第3話は、てん(新井美羽)の笑い禁止が解けないまま、薬祭りの日を迎える。どうしても祭りの寄席に行きたい風太(鈴木福)とてん。こっそり紛れ込んだ小屋で落語に大笑いして喜ぶ客たちの姿を目の当たりにし、てんは心を奪われる。その帰り道、男たちに追われて逃げる藤吉(松坂桃李)とキース(前田旺志郎)に出会う。てんと藤吉は2人きりでほこらに隠れるハメになる、という内容だった。