ビートたけし(70)が、ノーベル文学賞の有力候補とされながらまたも受賞を逃した村上春樹氏(68)について「嫌な予感したんじゃないか」と推し量った。

 6日生放送のテレビ東京系「おはよう、たけしですみません。」で2017年のノーベル文学賞の話題になり、たけしは村上氏の落選に「とるとるって言われてとらないって、何かあるのかな? 村上春樹は嫌な予感したんじゃないか」と首をかしげた。

 受賞した日本生まれのカズオ・イシグロ氏が影響を受けた人物の1人として映画監督の北野武をあげていることに触れ、水道橋博士が「殿がとったようなもの」と水を向けると、たけしは「間違いない。誰がなんと言おうと俺だよ。俺がとらした」と豪語。さらにイシグロ氏の受賞について「英語で書いたからいいんじゃないの? 英語だから日本語のあれをうまく書けたんじゃないか」と分析し、自身の映画作品で使われた日本語の微妙なニュアンスが海外ではうまく翻訳されていないと嘆いた。