女優の由美かおる(66)が、結婚をしない理由を語るとともに「これからですよ」と意欲を見せた。

 由美は6日放送のTBS系「ビビット」にVTR出演。恋愛や結婚について語った。

 17歳の時には仕事で訪れたイタリア・ローマで食事中、一目ぼれされた現地のレコード会社社長に「あなたに是非ヴェネチア音楽祭に出てもらいたい」と言われ、レコードデビュー。さらに「ヨーロッパで大々的に売り出したいので永住してほしい」と懇願されたが、日本での仕事を優先して断ったことを明かし、「引き受けていればまた違った人生があったかもしれないですね」と振り返った。

 15歳の時に当時人気だった深夜番組「11PM」に出演するとたちまち話題に。番組に問い合わせが殺到した。石原裕次郎さんからも「ぜひ相手役に」とオファーを受け、映画出演が決定したという。裕次郎さんの自宅にマネジャーとともに泊まり、そこから撮影所に通う日々だったそうで、裕次郎さんの印象については「かっこいい、脚の長いステキな優しいお兄様でしたね」と語った。

 2010年に週刊誌で報じられた数学者の秋山仁氏との熱愛報道については「ありましたっけね?」とトボケながらも、「アコーディオンの先生です」と恋愛関係を否定。趣味のアコーディオンを教えてもらっている間柄だと説明し、「いろいろなことを報道してくださいましたけど、事実ではないです」と強調した。

 数々の男性から思いを寄せられてきたが、恋愛に発展したことはないという。「マネジャーとともにお食事行ったっていうことはありますけど、大体それ止まりですね」と語った。

 これまで結婚せずにいる理由について聞かれると「仕事が好きだったのかな。結婚しようと考えたことがない。そういうことを考えなくてもいいのかなって天真らんまんなところがあって、絶えず青春の気持ちなので」と答えたが、「そういう時期が運命的にあれば、それは楽しいでしょうね。まだ出会えていないのかもしれない。これからですよ、楽しみだなぁ。仕事以上にステキな方がいらっしゃればお待ちしております。ウエルカムでございます」と笑顔で語った。