ピコ太郎が、アフリカ・ウガンダ共和国の観光大使に任命され6日、首都カンパラ市内で行われた任命式に出席した。

 ヒョウ柄のはかま姿で登壇し、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ大統領と対面した。ピコ太郎は「ナイスチューミィーチュー、フロムジャパーン」とあいさつすると、ムセベニ大統領からは、「侍か?」と聞かれ、「シンガー・ソングライター! ペンパイナッポーアッポーペン!」と歌うと、大統領も笑顔を見せた。

 昨年、大ヒットした「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を、同10月に世界134の国と地域にiTunesで同時配信した際、各国の中で唯一、ウガンダでデーリー1位になった縁があり、さらに今年は日本との国交55周年を迎えることから、白羽の矢が立った。

 現地では、同国名産品のパイナップル農園を見学したほか、5日夜には、現在ロシアW杯出場をかけてアフリカ最終予選を戦う、サッカーウガンダ代表で、本田圭佑(31)が先月買収した同国のクラブ「ブライトスターズ」に所属のFWネルソン・センカツカと、DFバーナード・ムワンガと対面。「PPAP」のポーズをゴールパフォーマンスにと直接伝授する場面もあった。

 ピコ太郎は「ウガンダのいい部分をぜひ曲にして、伝えていけたらと思います」と話した。