俳優草刈正雄(65)が9日、都内で、10日の「目の愛護デー」を記念したイベントに参加し、朗読会とトークショーを行った。

 ファンの前での朗読は初めてとし、仏作家モーパッサンの「幸福」を読んだ草刈は「初めてなので緊張しました。こんなに勉強したのは久しぶり。1週間、読み倒しました」と猛練習したと紹介。また自身にとっての幸福を「私は家族を一番に考えています」と語った。また、「家族の笑い声を聞くと幸せだなと思う」と語った。

 会場には熟年夫婦が多かったが、トークコーナーで草刈は自身の夫婦円満のこつも紹介。「素直に『ありがとう』『ごめんなさい』と言うのがいい」と語った。最後は、目に違和感を感じた時は「すぐに眼科に行ってください。僕も体に変調を感じた時は臆病なので、すぐ病院に行きます。臆病になってください」と呼びかけていた。