12日に放送された、女優米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の初回が20・9%(関東地区)の高視聴率だったことが、13日、ビデオリサーチの調べでわかった。今年放送された民放連続ドラマでは1位。

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。過去4シリーズの平均視聴率は、19・1%、23・0%、22・9%、21・5%と全作通して高い数字を記録している。今回、新キャストとして野村周平、永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が出演。また、第1シリーズ以来、5年ぶりに田中圭と段田安則が出演する。豪華布陣で今作もどれだけ視聴率を伸ばすのか、注目される。 

 初回は 露天風呂へ足を運んだフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)。路線バスに乗車中、運転手の車田一久(松澤一之)が意識を失い、心肺停止状態に陥ってしまう。慌ててバスを停めた未知子は、麓の病院へと運び込む。そこの医師は、かつて未知子に憧れ、医局を飛び出した森本光(田中圭)だった。未知子は森本を助手にして、オペで救命処置を行う。

 一方、東帝大学病院では初の女性院長・志村まどか(大地真央)が、大改革を推し進めていた。その東帝大学病院に、なぜか未知子が出現する、という内容だった。