育児を楽しみ、頑張った父親を表彰する「イクメン・オブ・ザ・イヤー」授賞式が18日、都内で開かれ、爆笑問題の田中裕二(52)が受賞した。

 同賞は、「イクメンの日」とされる10月19日に合わせ、11年からスタート。今年は田中と、ボクシング前WBC世界バンタム級王者の山中慎介、元メジャーリーガーのマック鈴木氏が受賞した。

 田中は、妻山口もえと、10歳、6歳、0歳の子どもを子育てしている。「仕事上、生活が不規則でママが中心なんですけど、どんなに遅く、朝方に帰っても毎朝、子どもたちが学校に行く時には起きて送り出します。あとは、仕事が終わったら、真っすぐ帰って一緒にご飯を食べたり、送り迎えのサポートをしています」と、イクメンぶりを明かした。

 さらに、5月に生まれたばかりの娘を寝かしつける様子を写した写真を披露。「母乳が出てほしいと思うことがある。そうすれば、寝かしつけとか、奥さんと同じくらいできるので」と話して笑いを誘った。

 イクメンの極意を質問されると「何とかなる」。「育児を意識するよりも、奥さんを手伝うなど自分でできる範囲で、あとは、仲良くしていれば」といい、「そんなこと言っていて、とんでもないことになって清水アキラさんみたいになるかもしれないけど…。でも、かわいいと思って、やっていれば、何とかなると思う」と毒舌をまじえながら育児論を語った。