タレントの武井壮(44)が、WBA世界ミドル級タイトル戦で新王者となった村田諒太(31=帝拳)の勝利に「俺はまだ全然、喜べない」とコメントした。

 大のボクシングファンだと公言する武井は23日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。王者アッサン・エンダム(33=フランス)を7回終了時の棄権によるTKOで下した村田の勝利に浮かれることなく「まだ本当のチャンピオンを倒してないなって思うんで、ここで喜んだら村田の先がないなって思う」とした。

 さらにマービン・ハグラーやシュガー・レイ・レナードといった歴代のミドル級チャンピオンの名をあげ、「そこら辺と比べるとやっぱりまだ格は下だと思うんで、ゲンナジー・ゴロフキンとか(ビリー・ジョー・)ソーンダースとかちゃんとタイトルを持ってるチャンピオンを倒して、何回かタイトルを防衛して、そのくらいでやっと喜べるかな。厳しく行きたい」と語った。