ジョニー・デップ(54)が現地時間の3日夜、ロンドン市内のアルバート・ホールで行われた新作「オリエント急行殺人事件」(11月10日全米公開)のプレミアに出席。レッドカーペットに登場したものの、酒に酔った様子で、立っているのもやっとの状態だったらしい。

 英サン紙の報道によると、共演者のジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、ケネス・ブラナー監督らと交わっている間も、酒の匂いを漂わせていたという。

 サン紙は、デップがレッドカーペットに登場する前後に、警備員の1人に抱えられている姿の写真を公開。一連の連続写真には、タキシード姿でちょうネクタイをゆるめたデップが大勢のファンに囲まれる中、警備員に腕をしっかりとつかまれ、車に乗り込むところも写っている。

 デップはプレミアに出席する前に、クラブで開かれたパーティーに参加したというが、関係者は、「ジョニーはパーティーで3度、タバコを吸わないよう注意されていた。プレミアでは奇妙なムードで、皆が彼は酒に酔っていると思っていた」と話している。

 デップは昨年5月、元妻アンバー・ハードがDVを理由に離婚申請。泥沼の争いの末、今年1月に離婚が成立した。関係者の話によると、デップはプレミアの夜、ハードとの破局について嘆いていたようで、まだ完全に立ち直ってはいないようだ。(ニューヨーク=鹿目直子)