米俳優ベン・アフレック(45)が、出世作となった主演兼脚本を担当した米映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97年)などで長年に渡って一緒に仕事をしてきたハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏の数々のセクハラ告発を受け、同氏絡みの作品で今後得る報酬を全てチャリティ団体に寄付することを表明した。

 アフレック自身もワインスタイン氏のセクハラ騒動を発端に過去の女優へのセクハラが公にされた一人だが、「セクハラ撲滅ために協力したい」とコメント。今後ワインスタイン氏の映画会社だったミラマックスやワインスタインカンパニーから支払われる小切手は、強姦や虐待などの被害に遭った女性を支援する団体などに寄付すると発表した。「あの男からの支払いを現金化するのはゴメンだってことだ」とアフレックは語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)