北野武監督(ビートたけし=70)の新作で10月7日に公開された映画「アウトレイジ 最終章」が興収15億円を突破し、シリーズ最高記録となったことが13日、発表された。

 裏社会の抗争を描く「アウトレイジ」シリーズ3部作の完結編として製作され、観客動員は約110万人を記録。今年のベネチア映画祭のクロージング作品にも選ばれた。3作いずれもたけしが主演を務め、豪華な共演陣や独特の暴力描写も話題になった。たけしは「長続きさせようと思えばできたが、1度死んだ人がまた出てくると『仁義なき戦い』になってしまう」と話しており、シリーズ最高の成績となったが完結させる。