俳優尾美としのり(60)が26日、都内で行われた「第2回 鬼平犯科帳祭」にサプライズ登場した。約800人のファンの歓声と拍手を受け、ステージ上で主演の松本幸四郎(53)と笑顔で握手を交わした。
7月10日からTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショーとなる特別先行版「鬼平犯科帳本所の銕(てつ)/密告」から、尾美が密偵・相模の彦十役を演じることが発表された。
相模の彦十役は、2024年11月に亡くなった火野正平さん(享年75)が大切に演じてきた役柄。尾美は、オファーを受けた2年前を振り返り「無理無理、と逃げの体勢に入りました」と苦笑いで明かした。
1989年から中村吉右衛門さんが主演した「鬼平犯科帳」には同心の木村忠吾役として出演しており、両シリーズにレギュラー出演する俳優は初めて。「自分を俳優としてつくってもらった作品で、とても大切な作品」だからこそ、鬼平犯科帳に再び関わることの重みを感じたという。
今作では最初の撮影が、松本演じる長谷川平蔵との2人のシーンだった。松本は「鳴らないはずの風鈴が鳴って(火野さんが)心配で来ていたのかなと。3人で撮影していたのかもしれません」と明かした。
新たな彦十としてスタートを切った尾美は「素晴らしいスタッフと素晴らしい俳優ばかりです。これからも長く鬼平犯科帳を楽しんでいただきたいです」とあいさつ。松本は「尾美さんが(彦十役を)引き受けてくださったおかげで今日があると思っています。これからもたくさん鬼平犯科帳を作り続けたい。“鬼平魂”で歩み続けます」と話した。



