モデルで女優の中条あやみ(20)が14日、主演映画「覆面系ノイズ」(三木康一郎監督、25日公開)の特別ホームルームとして、都内の女子校をサプライズで訪問した。

 同作は「花とゆめ」(白泉社)で連載中の同名コミックを原作にした作品で、片思いと友情を描いた青春ラブストーリー。中条は会えなくなった幼なじみモモへの思いを秘め歌い続ける主役ニノを演じ、ニノの声に魅了され曲を書き続けるユズ役の志尊淳(22)、ニノの幼なじみだが彼女を拒絶してしまうモモ役の小関裕太(22)が脇を固める。

 この日、3人で女子校を訪問。何も聞かされていなかった女子中高校生たちは3人が登場すると、すさまじい歓声を上げた。圧倒された小関が思わず「すごいね…」とつぶやくほどだった。特別ホームルームということで、参加した約430人から質問や相談を受けた。「もし高校生ならどんな恋愛をしたいか」に中条は「制服デートをしたい。ゲーセンに行ったりしたい」。志尊が「お弁当を作ってほしい」と話すと、会場は「作る、作る!」と絶叫。「オムライスを作ってくれたらすぐ好きになっちゃう」と続けると、そのボリュームはさらに増した。「なぜ女優になろうと思ったのか」「好きな人の前で話せなくなってしまう」など内容は多岐にわたったが、3人は全て誠実に向き合った。

 最後に中条は「信じる力を大切にしている映画です。これからも夢に向かってがんばってください」とメッセージを送り、特別ホームルームを締めくくった。