TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の3日第7話の平均視聴率が14・7%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%、第3話は15・0%、第4話は14・5%、第5話は自己最高の16・8%、第6話は16・4%だったが今週はダウン、裏番組のテレビ朝日系「M-1グランプリ2017」の影響もあったとみられる。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 第7話は、タチバナラッセルとの取引が白紙になり、またもや窮地に立たされたこはぜ屋。新たな供給先を探さなければ「陸王」の生産はストップしてしまうと、危機感を募らせる。大地(山﨑賢人)が必死に協力企業を探す日々だったが、そんなタイミングで、シルクレイ製造機にトラブルが発生。最大のピンチに立たされた宮沢(役所広司)は、坂本(風間俊介)から会社売却という驚きの提案を受ける、という内容だった。