福井県あわら市の橋本達也市長(63)が、公務中に県内の既婚女性にキスをするなど不適切な行為をしていた問題について、女優の真矢ミキらからツッコミが相次いだ。

 13日放送のTBS系「ビビット」は、前日に同市長が行った会見の模様をオンエア。市長によると、2013年、女性と同乗した車内で抱きつくなどしたほか、公務中に市長室でキスをするなどした。「相手も好意を持っている」と感じていたという。足をなめるなどの行為もしていたとされるが、市長は「なめるというのか、ちょっとキスしたことはありました」などと答えた。女性の夫から抗議を受け、16年1月にわび状を渡したという。市長は「(市民に対し)本当に恥ずかしいし、大いに反省もしています。申し訳ないと思っている」と述べた。

 MCの女優真矢ミキは同市長の言動にあきれ、「いやぁ、なんかあわら市の方が気の毒で、“あらわ”市に聞こえてきちゃって……なんか、あらわだなと思って」とコメント。TOKIO国分太一をして「ここでうまいこと出てくるとは思わなかった」と笑わせた。

 堀尾正明アナは「足をなめるとかキスしたってことを市長は言っていますけど、女性の方も抵抗しようと思えばできたんじゃないか」と首を傾げ、女性から好意を持たれていると感じていたという市長の主張に一定の理解を示したが、「ただ公務中以外に不適切な関係をもったことはないって言ってるんですよね、すべてが公務中なんですよ。それを主張してるって、何が言いたいのかがよくわからない」とツッコミを入れた。

 オリエンタルラジオの中田敦彦は「同意があったのかセクハラなのかっていうのも問題視はされると思うんですけど、一番の問題は市長だということ。権力者がこういうことをしてる。権力って必ず腐るので、市長室を半個室にするかガラス張りにするか、そういうことをしていかないと『変わったなこの市は』って思われないと思う。みんなが見える風通しのいい市に生まれ変わってほしい」と語った。