小泉今日子(51)主演のTBS系列火曜ドラマ「監獄のお姫さま」(火曜午後10時)の19日最終回の平均視聴率が7・1%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は初回と第2話の9・6%だった。

 小泉、菅野美穂、満島ひかりら豪華キャスティングと、宮藤官九郎らしい伏線満載のストーリーで、SNSなどでは好評だったが、視聴率は一度も2ケタを超えることはなかった。

 最終回は、爆笑ヨーグルト姫事件を調べるため、急遽沖縄に向かった検事の長谷川と助手の今池(上川周作)。そこで思いもかけない事実を知る。一方、アジトのガレージでは、吾郎(伊勢谷友介)が罪に問わないから開放するよう取引を持ちかける。しかし、舌の根も乾かぬうちに吾郎は被害届を提出し、カヨ(小泉今日子)たちは逮捕されてしまう。しかし、沖縄から戻った長谷川(塚本高史)が面会にやってきて、事件の真相を掴んだことで今度は吾郎が逮捕。吾郎は殺人を自供し、しのぶ(夏帆)は無事釈放される、という内容だった。