来年、宝塚歌劇団5組目の宙組が誕生20年を迎えることから、兵庫・宝塚大劇場内にある「宝塚の殿堂」では、同1月1日から、「宙組20周年展」が行われることになり、30日、報道陣に公開された。

 来年、東京初演100年の節目を迎える同劇団は、東京での通年公演にともない、98年に最新の宙組を創設してからも、ちょうど20年。以来、現在の5組体制で、宝塚歌劇を東京、兵庫などで定期上演している。

 初代トップ姿月(しづき)あさとから和央ようか、貴城けい、大和悠河(やまと・ゆうが)、大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)、凰稀(おうき)かなめに続き、今年11月には、朝夏(あさか)まなとからバトンを受けた宙組8代目の真風涼帆(まかぜ・すずほ)がトップに就いている。

 同展では、誕生から現在にいたるまでの歩み、歴史をパネルや映像、衣装で紹介。歴代トップコンビのメッセージパネルも掲示されている。

 同展は来年元日から4月23日まで。