新宿の新名所「東京ミステリーサーカス」のオープンからまもなく1カ月が経とうとしている。歌舞伎町の一角にひっそりとそびえ立つ、屋内型の謎解きテーマパークだ。

 昨年、この施設の記者発表会を取材した。話題を呼んだ「リアル脱出ゲーム」を手掛けたSCRAPが中心となり展開する施設で、5つのフロアで常時8種類以上の謎解きゲームが提供されているという。今回は主な3つのゲームを紹介する。

 ◆「リアル脱出ゲーム」

 あのリアル脱出ゲームを、都会のど真ん中で手軽に楽しめるのが魅力だ。現在展開されているのは「沈みゆく豪華客船からの脱出」というもので、4人1組、制限時間60分で、謎解きをしながら船からの脱出をはかるというもの。その場でグループを組むため、1人からでも参加できる。

 ◆「リアル潜入ゲーム」

 スパイ体験ができる。銃を持つ敵から身を隠しアジトに潜入し、ミッションコンプリートを目指すというもの。スリリングな時間を過ごせそうだ。

 ◆「リアル捜査スペース」

 中でも「歌舞伎町探偵セブン」は、探偵になりきって、実際に歌舞伎町の街を散策するゲームだ。担当者によると、「実際のキャバクラに入ってキャバ嬢を捜査したりする」とのこと。世界中から観光客が集まる不夜城を舞台に、ドラマの世界にいるかのような体験ができる。

 新宿駅から徒歩7分という手軽さが何よりの魅力。施設の入場料は無料、1ゲームごとのチケット制のため、隙間時間を埋めるのにも使えそうだ。