音楽プロデューサー小室哲哉(59)が19日、都内で開いた会見で芸能活動からの引退を発表した。発売中の「週刊文春」で報じられた不倫疑惑について釈明する場だったが「騒動のけじめとして決意した」。

 看護師との不倫関係は否定した。体調不良でありながら、仕事を続ける不規則な生活から通院ができず、往診してもらって施術を受けていたことや、「心のケアというか、会話や笑いなど、普段出来ないこと、話せないことについつい時間を費やしてお世話になってしまった」と精神的サポートを受けていたことは認めた。それでも「男性として女性を呼び込みたいという欲求とはかけ離れていたので男女の仲はありません」と強調した。さらに「ここ5、6年は普通の男性としての能力というものがなくて」と明かし、「誤解を生じさせてしまい、不徳の致すところ以外には何もありません」と頭を下げた。

 疑惑についてKEIKOにも経緯を説明したといい「頭の中で(離婚という)大人の言葉は浮かんでこない。今後は時間をかけて、一緒に考えていきたい」と離婚の可能性も否定した。