落語家の立川志らく(54)が、振り袖の販売・レンタル業者「はれのひ」(横浜市)が成人の日を前に突然営業を取りやめ、契約した振り袖が届かずに晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題で、同社の篠崎洋一郎社長(55)に対し「せめて詐欺容疑として立件してほしい」と怒りをあらわにした。

 29日放送のTBS系「ひるおび!」は、これまで行方が分からなくなっていた篠崎社長らが同社の破産手続きの開始が決定した26日に横浜市内で行った会見の模様をオンエアした。

 志らくは、同社長の釈明について「経営者としての想像力もないし、記者会見するのも遅いし、しゃべっている内容もほとんどが言い訳で、被害に遭われた方々が『なるほど』と思えることはほとんどない」とバッサリ。「これは感情論だけど」と前置きした上で、「せめて詐欺容疑で立件されて罪を償ってもらわないと。お金は返ってこないわ、これで詐欺でもなかったってことになったらほんとに踏んだり蹴ったり。被害者の人はどこに怒りをぶつけていいのかわからない。せめて詐欺容疑として立件してほしい」と訴えた。