レディー・ガガ(31)が身体の激痛を理由に、欧州ツアーを中止したことがわかった。ガガは昨年9月にも、体調不良を理由に欧州へのツアーを延期している。

 4~23日にかけて、イギリス、スイス、ドイツなどで公演を行う予定だったガガは3日、インスタグラムで「残念なことに、レディー・ガガはライブ演奏する能力に影響を与えるほどの激痛に苦しんでいます。その結果、『ジョアン・ワールドツアー』の一環である欧州ツアーのうち、最後の10公演を中止することを発表します」との声明を発表した。

 声明はさらに、「レディー・ガガは昨夜、医療チームの強いサポートのもと、ツアー即中止という困難な決断をしました。彼女は我慢強く待っていてくれたヨーロッパのファンのために、演奏できないことを非常に申し訳なく思っており、深く悲しんでいる」としている。

 リウマチ性の疾患である線維筋痛症を患っているガガはネットフリックスのドキュメンタリー映画「Gaga:Five Foot Two」で、慢性的な痛みとの闘いについて赤裸々に明かしている。ガガは昨年9月、激痛を訴え緊急入院し、ブラジルで行われた「ロック・イン・リオ音楽祭」での演奏も中止した。(ニューヨーク=鹿目直子)