芸人仮想通貨ブームの“火付け人”とされるタレントたむらけんじ(44)が9日、大阪市福島区のABCテレビで、レギュラー「探偵! ナイトスクープ」(金曜午後11時17分)の収録に臨み、仮想通貨の買い時は「2年後」と言及。仮想通貨でもうけた際には、松尾依里佳の卒業で週替わりとなっている「秘書席」を買い取り、自らがキャスティングする夢プランを語った。

 芸人の仮想通貨ブームといえば、先日、藤崎マーケットのトキが「貯金全額」をつぎこみ、流出事件に巻き込まれ、損害を被ったが、たむらは、トキら芸人に勧めたことは認めたものの「あくまでも余裕のある人に、と。貯金全額とかアカン言うたのに、まさしくトキはそれをやった」と説明した。

 トキからは、たむらの名前を出したことにおわびがあったといい、これには「それは芸人としてはおいしいんで」と、問題視はせず。たむら自身はもともと、コインチェックの口座は開いてる状態だが、コインは置いておらず、“買い”の時期は「2年後」と口にした。

 その理由は定かではないものの、もうけた場合はどう活用するかを問うと、夢を広げて、現在、週替わり出演となっている番組の「秘書席」を買い取り、自分でキャスティングするプランへと空想が発展した。

 番組では、1月26日放送分以降、週替わりで「見習い秘書」が着席。たむらはこれまでの「見習い秘書」の中からは、二階堂ふみが「下ネタにも対応できる。あんなに大笑いしていたのを見て、びっくりした」とし、好感を抱いたと語った。秘書としては「僕ら芸人なんで、そこは下ネタトークに対応できる人がいいんじゃないか」と話した。

 この日は、3月2日、9日の2週分を収録。橋本マナミ(33)、同局の川添佳穂アナウンサー(27)が見習い秘書として登場。たむらは、同局朝の看板番組「おはよう朝日です」でもコンビを組む川添アナに「ええ格好しよ、感情入れて(依頼文)読もうとしたやろ」といじり、川添も「はい。西田(敏行)局長を泣かせようと思ってました」と言い、笑っていた。