女優のん(24)が10日、千葉・幕張メッセで、KONAMIのスマホゲーム「クイズマジックアカデミー ロストファンタリウム」配信記念イベントに出席した。

 ゲームキャラクターの声を担当し、ゲーム声優はこれが初体験となった。「いままでやってきた仕事の中で1番難しかったんじゃないかな」と振り返り、「静止しているキャラクターなので、この子がどういうキャラクターなのかを見せないといけないのが難しかった。でも、もう1回やらせてもらえば、もっとうまくできると思います。勉強になりました」と話した。

 バレンタインデーの思い出は「小学校3年生の時に人生で1度だけ、手作りチョコを渡しました」と告白した。しかし、仲良しグループから仲間はずれにされることを嫌ってみんなが好きだったという子に渡したことを明かした。「でも不思議なもので、その後意識し始めて」とほほ笑んだ。今年のバレンタインデーの予定を聞かれると「作った方が心がこもっているんですよね」と逆取材した。渡したい人には、のんが主役の声を務めたアニメ作品「この世界の片隅に」の片渕須直映画監督(57)を挙げた。「会う予定はありませんが、お世話になっていますし。結局会うんじゃないかなと思います」とほほ笑んだ。

 昨年は音楽活動を本格化させ、4月にはアルバムを出す予定を明かした。「このアルバムをもってツアーやライブをやりたいです」と声を弾ませた。