20日に放送された女優吉岡里帆主演のTBS系のドラマ「きみが心に棲みついた」(火曜午後10時)の第10話最終回の平均視聴率が8・3%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回放送は平均視聴率9・4%、第2話8・5%、第3話8・4%、第4話7・0%、第5話7・0%、第6話6・9%、第7話6・5%、第8話7・9%、第9話7・0%(いずれも関東地区)だった。

 原作は若い女性の間で高い人気を得ているマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の天堂きりんの「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」(祥伝社フィールコミックス)。自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の男性の間で揺れ動く様を描いた。

 最終回は、星名(向井理)への依存を理由に吉崎(桐谷健太)にフラれた今日子(吉岡里帆)だが、落ち込むことなく仕事に奮闘。星名は帝光商事に戻され謹慎処分に。それ以降、今日子のもとに連絡はなかった。そんなラプワールに星名の母・郁美(岡江久美子)が倒れたという連絡が入る。姉・祥子(星野園美)によると星名とは連絡がつかず帝光商事にもつながる人間がいないという。不安を感じた今日子は、郁美が入院する病院を訪れ、郁美から星名の生い立ちを聞かされる、という内容だった。