性別適合手術を受けたことを公表したタレントのGENKINGが、母親への感謝をブログにつづった。

 戸籍上でも女性として認められ、本名も「元輝(げんき)」から女性名「沙奈(さな)」に変更して人生の新たなスタートを切ったGENKING。母の誕生日だという23日にブログを更新し、「私がママにあげるどんなプレゼントよりも、ママが私に最初にくれた、私を産んでくれたプレゼントには敵わないね ママの娘は今、生きてきた中で今が一番幸せを感じてる」と感謝した。

 しかしこれまで母に頻繁には会えず、「なかなか会えないから、会う度に老ける姿に始めは混乱し悲しくなり、向き合う事が出来なかった」という。しかし「老けたせいか訳のわからない事で私を困らせたり、構って欲しいから嘘をついたり」という母の行動にも、今では「分かってるよ。寂しいの」と推し量り、「歳を重ねると子供っぽくなるけど、そんなママを見て私は考えも大人になって親を守れるんだなって。今こうして自分が変われた今なら親孝行が出来る気がする」と、女性となった自身の心境の変化についてもつづった。

 そして「長男から次女になったけど、そんな娘を持てたママは偉大だし、愛してる!!こんな娘持てる母親なんてなかなかいないでしょ」とちゃめっ気たっぷりにつづり、「自慢の娘になるから長生きしてね」と呼びかけた。