広島県出身の島谷ひとみ(37)が23日、東京・銀座の広島アンテナショップ「TAU」で尾道デニムの普及イベント「デニムdeトークショー」に出席した。

 尾道デニムは広島・尾道の在住者が1年間着用してユーズドデニムを創作する異色プロジェクト。その魅力について「人に紹介したくなるので、コミュニケーションが取れることと、受け継いで自分で育てることができるところ」と話した。尾道デニムの存在を知った後は「私自身周りにいっぱい話しました」。この日は尾道デニムを着用して登壇した。「今日履いているのは、かんきつ系農家の方が着用していたものです」と紹介した。

 「何も考えずに若い時に地元を離れて東京にきた人間ですが、今は(広島を)一番いとおしく、大切にしています。今年はもっともっと広島をPRして、広島でつながる輪を増やしていきたいと思っています」といい、「広島と島谷ひとみをセットで記憶に残していただけたらと思います」とアピールした。

 今年はデビュー20周年。「広島で歌う機会を作り、皆さんが広島に足を運ぶ機会にしたい」とほほ笑んだ。