長沢まさみ(30)サバンナ高橋茂雄(42)が25日、都内でアニメ映画「ドラえもん のび太の宝島」(今井一暁監督、3月3日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 長沢は、のび太らの行く手を阻む海賊船の船長の妻・フィオナ、高橋は海賊・トマトを演じる。

 長沢は映画に合わせたセーラー帽をかぶって登場し「子どもの頃から大好きだったドラえもんとお仕事ができて幸せでした」と笑顔であいさつした。高橋は前作「のび太の南極カチコチ大冒険」から連続出演。「僕もドラえもんが大好きで、映画は全部見てる。今年の映画は一番として面白かった!」と太鼓判を押していた。

 映画のタイトルにちなみ、「子どもの頃の宝物」を聞かれると、長沢は「お手紙ですね。友達や家族にもらったものを今でも取っておいています」。高橋は「小学生の時、先生から『何でもいいから1個負けないものを作れ』と言われた」という出来事をきっかけに、「梅干しの種を3日間、寝る時も口に入れてました」と告白した。さらに「それを3年間取っておきました」と自身の宝物? を明かし、笑わせた。

 舞台あいさつにはドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も登場し、会場の子どもたちを喜ばせた。