急死した俳優大杉漣さんの葬儀が家族親近者のみで執り行われたことを所属事務所が27日、公式サイトで報告した。

 大杉さんの妻で事務所社長の大杉弘美さんは「先般 大杉漣の葬儀を故人の生前の意思により、家族親近者のみにて執り行いました」と報告。「関係各位の皆さまには多大なご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳なく思っております。弊社としましては出来うる限りのことをさせていただく所存です。迅速な対応をしていただきました皆さまには深く御礼申し上げます」と感謝した。

 「大杉は志半ばでありながら、駆け抜けるように逝ってしまいました。【現場者】であり続けたいと故人が願っていた通りの最後となりました」とつづり、「多くの方々の支えを力に、一役者として生きてこられたことは幸せなことと想っております。ここにあらためて皆さまには心より感謝申し上げます」と結んだ。 大杉さんは21日午前3時53分、急性心不全のため亡くなった。66歳だった。