ビートたけし(71)の別居エピソードに、フジテレビの三田友梨佳アナウンサー(30)らが気遣いを見せる一幕があった。

 たけしが所属するオフィス北野から独立することが明らかになり、俳優の坂上忍は14日放送の同局系「バイキング」から「直撃LIVE グッディ!」へのクロストークで、「もうあれだけの人なんで、軍団の方も含め、自分のためというよりは会社、お弟子さんたちのために働いていた部分もあったと思うので、ちょっと荷物を下ろしたいというのはわかるような気がします」とコメント。安藤優子キャスターも「年齢的にも70まで頑張られて、いったん軽くなりたいっていう、今度はもう自分の好きなことだけやるぞっていう気持ちになっていらっしゃったのかな」と推察した。

 また、「グッディ」ではたけしが著書で「(自宅には)40年間で10日か20日ぐらいは帰ってる」と別居生活についてつづった内容を取り上げた。

 カンニング竹山は、かねて芸能人の不倫など私生活に関する報道にへきえきし、否定的な立場を示しているが、芸能界の超大物であるたけしに関しては「いやもうね、たけしさんはもう、いいと思います。我々関東の芸人にとっては、たけしさんが選んだことが答えですから。たけしさんがこうしろって言ったら僕もそうしますし。神様ですから」と“別格”あつかいとした。

 タレントの生稲晃子もコメントに窮しながら、「奥様は『私は妻』っていうふうな位置がちゃんとあって、たけしさんからお金も入ってたと思いますし、割り切っていらっしゃったと思うので、だからこれだけの時間しか会っていなくても『OKよ』だったので、何の問題もないのかな」と不問に付した。

 また、三田アナはたけしが自宅に帰る時間を算出し、「単純に考えたら4年に1回、2年に1回ということですけど、分数にしますと、40年間、1万4600日の内、20で割ると730分しか一緒にいる時間はないということで」と紹介したが、「ただ、時間じゃない。心でつながっているということでしょうか……」と気遣いを見せ、安藤キャスターから「えー」とツッコまれ、苦笑いを浮かべた。