演歌歌手竹島宏(39)が19日、東京・渋谷のバーラウンジUEHARAで、新曲「恋町カウンター」発売記念イベントを行った。

 10年12月から毎月、同店地下にある「ライブスタジオ上原」で定期公演を行っている。この日は、曲名と絡めて、「薬酒バー『恋町』」をオープン。バーテンダーに扮(ふん)して「ライブの日には、ここで薬酒を飲めるようにしたい。僕の歌で元気になってもらうだけでなく、薬酒を楽しんでもらって、心も体も元気になって欲しい」とオリジナル薬酒を作ってみせた。

 お勧めは、タツノオトシゴとジンジャーを混ぜた1品。「滋養強壮に効果があります」とアピールした。

 その後スタジオで「恋町カウンター」を歌唱した。昨年の勝負曲「月枕」は02年のデビュー以来、初めて11万枚を突破するなど好セールスを記録して手応えを得た。オリコンのデータよると、演歌歌謡曲では、氷川きよし、山内恵介に次ぐ3番目の売れ行きだった。「今年は、この曲にかけます。今までになかったポップなラブソングで、ポイントは“恋町ダンス”。最初から最後まで踊りが続いて、お客さんがクスクスと笑ってくれる。それが快感になっています」。

 デビュー以来の目標はNHK紅白歌合戦出場。「この曲で出場を果たして、年末にはみんなでおいしい薬酒を飲みたいです」。