肝臓がんのため余命半年と宣告され、生命保険会社「アフラック」のがん保険CMにも出演していた山下弘子さんが亡くなったことがわかった。山下さんの夫が25日、公式サイトで報告した。

 アフラック公式サイトによれば、山下さんは大学在学中だった19歳で肝臓がんが見つかり、手術を受けたが、肺などへの転移があり再発。余命半年と宣告されていたという。16年に同CMに出演したことで注目を集め、その後は各地で講演会などを行っていた。

 山下さんの夫は「今朝6時過ぎに、ひろは旅立ちました」と報告。「2月末に救急車で入院し、それから3日連続の緊急手術。それからの約3週間はひろは眠ったままのため、意思疎通はできませんでした。ただ、苦しい思いをさせることもなく、また、ゆっくりとお別れの時間を取ることができました。通夜・葬儀は27日(火)、28日(水)に神戸市内を予定しておりますが、詳細が確定次第ブログでご連絡いたします。皆様のひろに対する暖かいメッセージやご支援に感謝しております。ありがとうございました」とつづった。