緊急の開胸手術を行い、ロサンゼルス市内の病院に入院中だったアーノルド・シュワルツェネッガー(70)が5日、無事に退院したことがわかった。広報が米ニューヨーク・ポスト紙に、「彼は家に戻り、非常に元気にしています」とコメントした。

 シュワルツェネッガーは先月29日、ロサンゼルスのシーダーズ・サイナイ病院でカテーテル大動脈弁置換術を受けるところだったが、合併症を起こしたため、緊急の開胸手術を受けた。

 長年にわたり心臓を患っていたシュワルツェネッガーにとって、1997年以来、2度目の大動脈置換手術だったが、術後の回復は順調と報じられていた。関係者は、「彼は家に帰れることに大喜びしている」と語っていた。

 シュワルツェネッガーは2日、「本当だよ。I’m back! 小さな傷を期待しながら眠ったけど、朝起きたら、大きな傷だった。でも、無事に目覚められたことに感謝している」とツイートしていた。(ニューヨーク=鹿目直子)