米映画「プラダを着た悪魔」(06年)などで知られる米女優アン・ハサウェイ(35)が、役作りのために体重を増やしていることを明かした。

 ワークアウトする様子を撮影した動画と共に、「これから数カ月後に”太った”と私のことをばかにするであろう人々へ、恥を知るべきなのは私じゃなく、あなたたちよ」とコメントをインスタグラムに投稿。ぽっちゃりした姿をパパラッチされ、「激太り」と報じられる前に自らメディアをけん制した。

 「プリティ・プリンセス」(01年)でプリンセス役を演じて華々しく映画デビューしたハサウェイは、「レ・ミゼラブル」(12年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞。才能ある若手女優の有望株として期待される一方で、アカデミー賞授賞式のスピーチがうそっぽくて演技みたいと酷評されるなど、 「アン・ハサウェイ大嫌い」と公言するアンチも多い。そんなアンチファンに「太った」とネットに書かれて炎上させない狙いもあったと見られている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)