芸能界随一のサッカー通とされる歌手の小柳ルミ子(65)が、バヒド・ハリルホジッチ氏(65)がサッカー日本代表の監督を解任されたことに対し「何とも不愉快で不可解」と不快感をあらわにした。

 小柳は10日、「ハリルホジッチ前監督 有難う!」のタイトルでブログを更新。前日発表された同監督の解任に「頭を冷やして少し冷静になって…と思ったが駄目だ 未だにモヤモヤムカムカする」と胸中を吐露した。

 小柳は、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が同監督の解任理由について信頼関係やコミュニケーションの問題を挙げたことに触れ、「確かに信頼関係やコミュニケーションが取れない人間関係は、もう駄目だ!!」としつつも、「でも…何度も何度も何度も何度も愛を持って修復すべく努力をしたのか 臭い物には蓋をしろ見て見ぬ振りではなかったか」と疑問を投げかけ、「監督と選手間の溝が埋められなかった…それは、協会にもチーム全体にも責任があるのではないか」と指摘した。

 「私は志半ばでいきなりレッドカードを突き付けられた監督の心情を思うと胸が痛い」とハリル監督に同情した小柳。「1人の監督をもコントロール出来ないのに選手達を チーム全員をコントロール出来る筈もない!! 誰か、強い愛情を持って修復に全エネルギーを注いでくれる人はいなかったのか あ~ぁ、何とも情け無い」と協会への不信感を募らせたが、最後には「誰が監督になろうが誰が首になろうが誰が選ばれようが私は日本代表を心から応援するよ 頑張れーー日本代表」とエールで結んだ。