フリーアナウンサー加藤綾子(32)が16日、東京・丸ビルホールで行われた嵐・二宮和也(34)主演のTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」(22日スタート、日曜午後9時。初回は25分拡大)プレミアム試写会に登壇した。連続ドラマのレギュラー出演が初めての加藤は「初めての連続ドラマで至らないところが多いんですけど、皆さんに助けていただきながら必死に頑張っています」とあいさつした。

 劇中では、元看護師で治験コーディネーターとして新薬や新機器開発の治験の窓口となる木下香織を演じる。二宮演じる東城大学医学部付属病院の医師・渡海征司郎と会食し、新商品を紹介する一方、さまざまな情報を提供する。さらに内野聖陽(49)演じる同大心臓外科の権威・佐伯清剛教授ともパーティーに参加するなど、さまざまな医師の間を飛び回る、ただならぬ役どころだ。

 加藤は木下について「いい人か悪い人なのか…いろいろな人とつながっている、したかかな女性(撮影するシーンは)高級料理店で食事する機会が多い」と笑いながら明かすと、内野も「本当にミシュラン三つ星の店で撮影して毎回、おいしいものをいただいている」と続いた。その中、医学専門誌編集長役の加藤浩次(48)から「カトパンも良かった。エロい感じが出てる」と突っ込まれた。木下と渡海との会食に同席した若手研修医・世良雅志役を演じる竹内涼真(24)も加藤について聞かれ「エロいっすよ」と言い、笑った。

 加藤は、初のドラマへのレギュラー出演について「(豪華な共演陣の中で)恐ろしいです。すごい緊張しながらやっています」と心境を語った。その上で、共演シーンの多い内野から「こうした方がいいんじゃない」などと現場で指導を受けていると明かした。内野から「女優さんですよ。この先も続けるんだよね?」と問いかけられると「頑張ります」と答えた。そのやりとりを見ていた二宮から「多分、調子に乗ってます」と言われると、加藤は「ちょっと…」と言い、笑いが止まらなかった。【村上幸将】